「ご参加のほどよろしくお願い致します」とは?正しい使い方・意味・ビジネスメールでの例文まで解説

最終更新日:2025年5月21日
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ビジネスメールやイベント案内などでよく目にする「ご参加のほどよろしくお願い致します」という表現。一見よく使われている丁寧な日本語のように見えますが、「正しい意味は?」「敬語として合ってるの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、このフレーズの意味・使い方・場面別例文・類語・注意点までを丁寧に解説します。文章の自然な流れを保ちながらも、礼儀正しさを失わないためのコツもご紹介します。

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「ご参加のほどよろしくお願い致します」の意味とは?

■ 基本の意味

「ご参加のほどよろしくお願い致します」は、相手に参加を促す際の丁寧な依頼表現です。

  • 「ご参加」=「参加」の尊敬語(相手の行動を丁寧に表現)
  • 「のほど」=「~を」という意味を持つ婉曲表現(柔らかい印象を与える)
  • 「よろしくお願い致します」= 丁寧な依頼・お願い

これらが合わさり、「(恐縮ですが)ぜひ参加していただけると幸いです」というニュアンスになります。

■ 丁寧で柔らかい印象を与える

単に「ご参加ください」や「ご出席をお願いします」と言うよりも、押しつけがましくない印象を与え、相手に配慮した表現です。特にビジネス文書やメール、案内状などフォーマルな文脈で多用されます。

ビジネスメールでの使い方|具体例と応用

■ 案内メールでの使用例

来週開催の社内セミナーにつきまして、下記の通りご案内申し上げます。

日程:5月30日(木)15:00〜17:00
会場:第一会議室

ご多忙中とは存じますが、ご参加のほどよろしくお願い致します。

このように、参加をお願いする案内の最後に加えることで、文章全体が丁寧で品のある印象になります。

■ 社内連絡やグループチャットでも

社内メールやSlackなどのチャットでも、カジュアルすぎない丁寧な印象を保ちたいときに使えます。

例:

  • 「来週の全体会議、調整のうえご参加のほどよろしくお願い致します。」
  • 「プロジェクト説明会を開催します。ご予定確認のうえ、ご参加のほどお願い致します。」

類語・言い換え表現|ニュアンスの違いを比較

表現ニュアンス使用場面
ご参加くださいストレートな依頼社内、フランクなやりとり
ご出席賜りますようお願い申し上げます非常に丁寧・フォーマル式典、公式な文書
ご参加いただけますと幸いです柔らかく丁寧社外、顧客向け案内
ご参加をお願い申し上げます丁寧かつ直接的ビジネス全般
ぜひご参加くださいカジュアルで積極的イベント告知、社内広報

**「ご参加のほどよろしくお願い致します」**はこれらの中間に位置し、フォーマルさと柔らかさのバランスが取れた表現として非常に使いやすいのが特徴です。

よく使われるシチュエーション別例文

■ イベント案内

「〇〇セミナーへのご参加のほど、よろしくお願い致します。」

■ 会議・打ち合わせの調整

「下記日程で調整中です。ご都合が合いましたら、ご参加のほどお願い致します。」

■ 社外への招待状

「ぜひともご臨席賜りたく、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。」

■ 社内研修・説明会

「新制度に関する説明会を開催いたします。ご参加のほど、よろしくお願い致します。」

「ご参加のほどよろしくお願い致します」は正しい敬語?

結論から言うと、敬語表現として問題なく使用できます。
ただし以下の点に注意が必要です。

■ 「致します」ではなく「いたします」が正しい表記

「致します」は旧漢字を含む表記であり、現代のビジネス文書では「いたします」とひらがなで書くのが一般的です。

✅ 正:ご参加のほどよろしくお願いいたします
❌ 誤:ご参加のほどよろしくお願い致します

とはいえ、「致します」も間違いとまでは言えず、特に案内状などではまだ多く使われています。

■ さらに丁寧にしたい場合

「ご多忙の折恐縮ですが、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。」のように、「申し上げます」を加えると一段階丁寧になります。

英語ではどう表現する?

「ご参加のほどよろしくお願い致します」は、直訳は難しいものの、次のように意訳されます。

日本語表現英語訳備考
ご参加のほどよろしくお願い致しますWe would appreciate your participation.丁寧な依頼表現
ご出席いただけると幸いですIt would be greatly appreciated if you could attend.よりフォーマル
ぜひご参加くださいPlease join us.カジュアルでストレート

よくある質問(FAQ)

Q1:「ご参加のほどよろしくお願い致します」は失礼?
A:まったく失礼ではなく、むしろ丁寧な依頼表現です。ただし「いたします」と表記するとより好印象です。

Q2:「ご出席」との違いは?
A:「参加」は一般的な催し・行事に、「出席」は会議や式典などフォーマルな場に用います。

Q3:「よろしくお願い致します」は多用してもいい?
A:使いすぎると文章が単調になるため、文末表現はバリエーションを持たせるのがおすすめです。

まとめ

「ご参加のほどよろしくお願い致します」は、丁寧で相手に配慮した参加依頼の定番表現です。特にビジネスやフォーマルな文脈で使うと、品のある印象を与えられます。

本記事のポイントまとめ:

  • 「ご参加」+「のほど」+「よろしくお願い致します」で成り立つ婉曲的な依頼表現
  • 案内状・メール・社内連絡など幅広い場面で活用可能
  • ひらがな表記の「いたします」が現代的な書き方
  • 類語や文脈に応じた言い換えで、より自然な文章作成が可能

丁寧な依頼表現は、相手との関係性を良好に保つための大切なスキルです。ぜひこの記事を参考に、「ご参加のほどよろしくお願い致します」の使い方をマスターしましょう

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