「従事」の意味・使い方・類語|ビジネスで使える例文・英語表現も解説【例文付き】

最終更新日:2024年12月11日
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ビジネス文書や履歴書でよく使用される「従事」。「業務に従事する」「研究に従事する」など、仕事に関連して使われることの多いこの言葉ですが、正しい意味や適切な使い方をご存知でしょうか?本記事では、「従事」の基本的な意味から例文、類語、敬語表現まで、実務で役立つ情報を徹底解説します。

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「従事」の意味と読み方

基本的な意味

「従事(じゅうじ)」は「ある物事に携わること」「仕事や任務に就くこと」を意味します。「従」は「したがう」、「事」は「つかえる」という意味を持ち、全体として「物事に専念して取り組む」というニュアンスを表現します。

正しい使い方と基本文型

「従事」は必ず「に」という助詞と組み合わせて使います:

正しい使用例:

  • 「研究開発に従事する」
  • 「営業活動に従事する」
  • 「プロジェクトに従事する」

誤った使用例:

  • ✗「研究開発の従事をする」
  • ✗「営業活動で従事する」
  • ✗「プロジェクトへ従事する」

履歴書・職務経歴書での具体例

履歴書での使用例

職務経歴:
2020年4月~現在
株式会社○○技研
研究開発部にて新製品の開発に従事

職務経歴書での使用例

業務内容:
主に以下の業務に従事
・新規プロジェクトの立案
・チームマネジメント
・予算管理

エントリーシートでの使用例

現在の業務内容:
マーケティング部にて以下の業務に従事しております
・市場調査
・競合分析
・販売戦略立案

「従事」の類語と使い分け

フォーマルな類語

  • 携わる
  • 専念する
  • 取り組む
  • 尽力する
  • 従事する

カジュアルな類語

  • 担当する
  • 関わる
  • やる
  • 務める
  • 行う

場面による使い分け

フォーマルな場面で使う表現

  • この研究に従事しております
  • 開発業務に従事させていただいております
  • プロジェクトの運営に従事する

カジュアルな場面で使う表現

  • この仕事を担当しています
  • 開発業務に携わっています
  • プロジェクトに関わっています

敬語での使い方

謙譲語での表現

  • 「〜に従事させていただいております」
  • 「〜に従事させていただく予定です」
  • 「〜に従事いたしております」

尊敬語での表現

  • 「〜に従事されています」
  • 「〜に従事なさっています」
  • 「〜にお従事になっています」

例文での使用

田中部長は現在、新規プロジェクトに従事されています。
私は営業部で法人営業に従事させていただいております。

英語表現での対応

基本的な英語表現

  • be engaged in
  • be involved in
  • work on
  • be responsible for

例文での使用

研究開発に従事
→ Engaged in research and development

営業活動に従事
→ Involved in sales activities

プロジェクト管理に従事
→ Responsible for project management

よくある質問(FAQ)

Q1: 「従事」はアルバイトでも使える?

A1: 使用可能ですが、正社員の業務により適した表現です。アルバイトの場合は「担当」「携わる」などの表現がより自然です。

Q2: 「従事」と「携わる」の違いは?

A2: 「従事」はより格式が高く、正式な文書に適しています。「携わる」はよりカジュアルで、日常的な表現として使用されます。

Q3: 「に従事」と「へ従事」どちらが正しい?

A3: 「に従事」が正しい表現です。「へ従事」という使い方は避けましょう。

Q4: ボランティア活動にも使える?

A4: はい、使用可能です。特に履歴書などでボランティア活動を記載する際に適しています。

効果的な「従事」の使い方

使用を推奨する場面

  • 履歴書・職務経歴書
  • 正式な業務報告
  • 人事通達
  • 契約書類

使用を控えめにする場面

  • 日常的な会話
  • カジュアルなメール
  • 社内の簡易な報告
  • SNSでの投稿

まとめ

「従事」は、ビジネス文書における重要な表現の一つです。特に履歴書や職務経歴書では、自身の業務経験を適切に表現するための重要な言葉として活用されています。

使用する際は、文書の性質や相手との関係性を考慮し、適切な表現を選択することが重要です。フォーマルな文書では「従事」を使用し、日常的なコミュニケーションでは「携わる」「担当する」などの類語を使用するなど、状況に応じた使い分けを心がけましょう。

また、敬語表現と組み合わせる際は、「従事させていただく」「お従事になる」など、適切な形式を選択することで、より丁寧な表現が可能です。

本記事で解説した内容を参考に、ビジネスシーンでの効果的な「従事」の使用を心がけていただければ幸いです。特に履歴書作成や正式な文書の作成時に、ぜひお役立てください。

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