CAREER GUIDE

アーバンデザイナーとは?

街路や公共空間、建物周辺などの構成を検討し、行政、設計者、事業者、地域関係者との調整を支援する職種。担当範囲は案件ごとに異なります。

情報確認日:2026年8月17日

アーバンデザイナーは、街路、広場、公園、駅周辺、市街地等の都市空間について、調査、構想、配置、景観、交通、公共空間の使い方を検討する職務名です。建築・土木設計、都市計画、ランドスケープ、行政等との分担は案件と勤務先によって異なります。

アーバンデザイナーの仕事内容

現地調査と条件整理

土地利用、歩行者・交通、地形、既存施設、景観、法令、住民・事業者の意見等を確認します。調査項目と合意形成の方法は事業の種類によって異なります。

構想と空間デザイン

街路、広場、緑地、建物周辺等の関係を整理し、図面、模型、3Dデータ等で提案します。国土交通省のストリートデザインガイドラインは、官民の公共空間を一体的に捉え、人中心の空間へ取り組む考え方を示しています。

関係者との調整

行政、事業者、設計者、交通・造園等の専門家、地域関係者と条件を調整します。工事監理、施工管理、法定手続の権限まで担うかは資格・契約・職務分掌によります。

年収・給与

アーバンデザイナー単独の公的平均年収・初任給・年代別賃金は確認できません。

関連する広い職業の例として、job tag「土木設計技術者」の賃金と求人賃金を参照します。都市空間デザインだけの平均ではなく、土木設計技術者等の対応分類の値です。

広い関連職業の公表項目金額注意点
賃金(年収)625万円令和7年、土木設計技術者等
求人賃金(月額)34.9万円令和6年度、同対応分類

実際の求人では基本給、固定残業代、賞与、職位、担当工程、設計・監理権限、使用ソフト、出張を確認します。

なるには・資格

「アーバンデザイナー」という職名に共通する法定資格は確認できません。都市計画、建築、土木、造園、交通、地理情報等を学ぶ方法がありますが、学歴と実務経験は公募ごとに異なります。

建築物の設計・工事監理など、建築士法上の業務を担当する場合は、対象建築物と業務に応じた建築士資格・登録等を確認します。技術士や施工管理技士等も全アーバンデザイナーの必須資格ではありません。

求められる力

現地と統計資料を読み取る力、図面や模型で空間を表す力、複数の制約と意見を整理する力が役立ちます。CAD、GIS、3Dモデル等を使うかは公募と担当工程によります。

働く環境と安全・権限

設計事務所、建設コンサルタント、建設・不動産会社、行政等が勤務先候補ですが、アーバンデザイナー単独の就業先割合は確認できません。現地調査では勤務先の安全手順に従い、工事現場への立入りや施工指示は許可と権限の範囲で行います。

将来と仕事の意義

国土交通省は景観形成やウォーカブルな街路のガイドラインを公表していますが、これだけで職種の需要増や雇用安定を断定できません。公共空間の条件を可視化し、関係者と改善案を検討できる点に意義を感じる人もいます。

まとめ

アーバンデザイナーは、都市空間を調査し、構想・デザイン・調整を行う職務です。給与統計は広い土木設計技術者等の関連値です。資格、給与、担当工程、設計・監理権限、現地調査、安全手順を公募ごとに確認してください。

参考