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アライアンスマネージャーとは?

企業間提携の候補調査、交渉、社内調整、契約後の進捗・KPI管理を担う社内職種。決裁権と分担は組織で異なります。

情報確認日:2026年8月17日

アライアンスマネージャーは、企業間の業務提携や共同事業について、候補先の調査、交渉、社内調整、契約後の進捗管理などを担う社内職種です。仕事内容と決裁権は、業界、提携類型、組織によって異なります。本記事では、主な実務、給与データの読み方、応募時に確認したい経験と役割を解説します。

アライアンスマネージャーの仕事内容

以下は代表的な業務例です。すべてを一人で担当するとは限らず、法務、知的財産、情報セキュリティ、財務、営業、開発などと分担します。

提携候補の調査と交渉

自社の目的に合う候補企業を調べ、提携の目的、役割分担、費用、期間、成果の扱いなどを整理して交渉します。合意内容と未決事項を記録し、社内の決裁手続へつなぎます。

社内調整と進捗管理

営業、開発、マーケティングなどの関係部署と、担当者、スケジュール、KPI、報告方法を決めます。契約後は進捗と課題を確認し、必要に応じて関係者へ対応を依頼します。

契約管理

秘密保持、実証実験、共同研究、ライセンスなど、提携段階に応じた契約の進行と期限を管理します。契約条件の判断や改定は、社内の法務・知的財産などの専門部署と決裁者へ確認します。

課題の整理と成果報告

提携先との認識差や進行上の問題を整理し、契約と社内権限に沿って対応案を検討します。設定したKPI、実施事項、課題を定期的にまとめ、社内外の関係者へ報告します。

アライアンスマネージャーの年収・給与

アライアンスマネージャー単独の公的な平均年収は確認できません。

厚生労働省job tag「企画・調査担当」の全国値を、調査年と統計区分を分けて表に示します。企画・調査事務員などを含む広い関連職業の値であり、アライアンスマネージャーだけの平均や採用相場ではありません。

公表項目金額対象・読み方
賃金(年収)736.8万円令和7年の広い関連職業「企画・調査担当」の全国値
求人賃金(月額)26.4万円令和6年度の同関連職業の全国求人値

給与を比べるときの注意

求人票では、基本給、固定残業代、賞与、株式報酬、個人・部門KPI、役職、決裁権、担当する提携の範囲を分けて確認します。上の統計値から職位別の給与レンジを推定することはできません。

収入を確認するときのポイント:基本給、賞与・株式報酬、個人KPI、決裁権、海外案件、契約責任の範囲を確認しましょう。

アライアンスマネージャーになるには

共通の法定資格や一律の進路はありません。募集企業が求める業界知識、職務経験、語学、学歴を求人票で確認します。

募集要件を確認する

学士号や特定分野の専攻を求める求人もありますが、全求人に共通する必須条件ではありません。営業、事業開発、企画、プロジェクト管理などの経験を条件とする求人もあり、必要な年数や分野は公募ごとに異なります。

担当分野を学ぶ

担当する業界、契約、知的財産、情報管理などについて、勤務先の研修と社内規程を確認します。専門判断が必要な場合は、自分だけで決めず担当部署へつなぎます。

資格の扱い

アライアンスマネージャーとして働くための共通の法定資格は確認できません。民間資格を評価するかどうかは企業ごとに異なるため、取得前に求人要件や社内制度を確認します。

求められるスキル

調整とコミュニケーション

提携先と社内関係者の目的、権限、合意事項、未決事項を整理して共有します。相手方との連絡だけでなく、社内で必要な判断を適切な担当者へ依頼する力も重要です。

分析とプロジェクト管理

市場、候補企業、提携条件を比較し、判断材料をまとめます。契約後は、期限、担当者、KPI、課題を記録し、優先順位をつけて進捗を管理します。

仕事の魅力と注意点

提携を形にする

提携を通じて新しい製品、販路、共同事業の検討に関われることを、仕事の魅力に感じる人もいます。設定したKPIや契約後の進捗を追い、関係部署と改善に取り組めます。

責任範囲を明確にする

担当範囲、KPI、決裁権、提携先との連絡窓口、問題発生時のエスカレーション先を採用時や着任時に確認します。海外企業との提携を扱う募集では、語学、準拠法、時差、輸出管理などが担当条件になる場合があります。

まとめ

アライアンスマネージャーは、提携候補の調査、交渉、社内調整、契約後のKPI管理などを担います。法務、知的財産、情報セキュリティ、財務などと分担し、決裁手続に沿って進めます。単独の公的な平均年収はなく、本文の給与統計は「企画・調査担当」という広い関連職業の全国値です。

共通の法定資格や一律の進路はありません。求人ごとに、担当業界、必要な職務経験、学歴、語学、契約やプロジェクト管理の範囲を確認してください。

参考